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カルタプレイヤー
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ことわざの意味
- 1. あがみ 'とぅい なしてぃ=どぅ うや=ぬ くとぅ=や うまりる
子ども 一人 生んで=ぞ 親=の こと=は 思われる
(子どもを産んで母の有り難さがわかるものだ。) - 2. いる ばす=や ふとぅぎ=ぬ ちら はる ばす=や うに=ぬ ちら
借りる 時=は 仏=の顔 返す 時=は 鬼=の 顔
(お金を借りる時はやさしい顔で頼むが、返す時はこわい顔になる。) - 3. うゅび=や うてぃ=んき=どぅ ぶらりる
指=は 内=に=ぞ 折れる
(内に折れる指のように、人間は親、兄弟、姉妹など身内でまとまる。) - 4. かん=ぬ ばてぃ=や どぅりーどぅり
神=の 罪=は ゆっくりと
(神様の罰はゆっくり、ゆっくりと責める。) - 5. ぐまき=ぬ まか゜い=や うぶき ないてぃん ぬらぬん
小さい木=の 曲がり=は 大きい木 なっても 治らない
(人間の小さいうちにしっかり教え、しつけよ。) - 6. さぎ ぬまみてぃ=どぅ 'とぅ=ぬ すーぶん=や ばがる
酒 飲ませて=ぞ 人=の 性分=は わかる
(人の本性は、酒を飲ませれば分かる。) - 7. しきん=や 'かってぃるとぅん どぅ=や 'かってぃんな
世間=は 捨てても 身体=は 捨てるな
(世は捨てても身を捨てるな。どんな世の中にあっても、自分を見失ってはならない。) - 8. すだ=か゜ んむ みてぃ=どぅ うとぅとぅ=んた んむ
兄姉=が 歩く 道=ぞ 弟=たちも 歩む
(兄、姉の言動を見て、弟、妹は真似し、習うものだ。人の兄、姉たる者、心して行動しなさい。) - 9. たぐ=ぬ あな=や かがにぬん
タコ=の 穴=は 隠せない
(タコの穴は入口に砂や小石が並べてあるので、すぐ分かる。嘘をついても、すぐばれるものだ。) - 10. ちま=に んかち=がら ある くとぅ=や 'かってぃんな みぬ くとぅ=や 'くんな
島=に 昔=から ある こと=は 捨てるな ない こと=は 作るな
(島に昔からあることは捨てるな。ないことは作るな。) - 11. てぃん=や はたらぐ むぬ=どぅ たしきる
天=は 働く 者=ぞ 助ける
(神は自ら汗して働く者にこそ、恵みと福を与えるものだ。) - 12. あみてぃ=に=や あなんぷ=ん いちぶぐてぃ=ん あん=でぃ うむり
道=に=は 穴=も 石ころ=も ある=と 思え
(道には石ころや穴があると思え。人生も用心して渡れ。) - 13. うらぶたぎ=や んなりる=か゜ どう=ぬ みぬまんぎ=や んなにぬん
宇良部岳=は 見える=が 自分=の 眉毛=は 見えない
(宇良部岳は見えるが、自分の眉毛は見えない。)(灯台もと暗し) - 14. だー ならい=どぅ ふが ならい
家 習慣=ぞ 外 習慣
(家庭での行いや習慣は、外に出た時にあらわれる。) - 15. なん=ぬ くい かでぃ=ぬ くい 'くんな
波=の 声 風=の 声 聞くな
(波、風の声聞くな。余計なことに気を散らすな。何事も集中してかかれ。) - 16. はいだま とぅびゃ ふゆん=や ぬしとぅ=ぬ はでぃまり
食いしん坊 嘘 怠け者=は 盗人=の 始まり
(食いしん坊と嘘と怠け者は、いつも他人の物を当てにする。泥棒の始まりだ。) - 17. あいぐ はん=き=どぅ どぅる=や びっかる
歩く 足=に=ぞ 泥=は くっつく
(歩き回ると、良い話、または良いことに出会うものである。) - 18. はいむぬ=や ぬぐばん しかま=や ぬぐんな
食べ物=は 残しても 仕事=は 残すな
(食べ物を残しても、今日の仕事は明日に残すな。) - 19. あや=か゜ どぅらいか゜しや うぶき=ん あな ふいんだ しから あん
蟻=が 集まれば 大木=も 穴 掘り出す 力 ある
(小さな蟻でも大木を倒すことができる。やる気と努力を続ければ、希望も叶えられる。) - 20. うや=ぬ ならし=とぅ なん=ぬ はな=や ばっぱい みぬん
親=の 習し=と ナス=の 花=は 間違い ない
(親の教えとナスの花は間違いなく実を結ぶ。) - 21. だな むぬい=や 'かってぃ だな むぬ=や んに 'かってぃり
悪い 言葉=は 聞き 捨てよ 悪い もの=は 見 捨てよ
(他人の言葉はよく聞き分けて、良い言葉を選び学びなさい。) - 22. ひらい きる 'とぅ=し=どぅ いー みてぃ=ん だな みてぃ=ん んむ
つきあい する 人=で=ぞ 道=も 悪い 道=も 歩む
(人はつきあいする人によって、善い人間にも悪い人間にもなる。) - 23. むぬぐとぅ つる 'とぅ=や みんぶる くゎん
物事 知る 人=は 頭 低い
(教養の高い人ほど謙虚である。生かじりこそ偉ぶるものだ。) - 24. でぃん=や むぎ すーぶ あらぬん たみ すーぶ
お金=は 儲け 勝負 ではない 貯め 勝負
(稼ぎの多い少ないよりも、どれだけお金を蓄えているかが肝心である。) - 25. みった=か゜ ちなん あんび きか゜しや あみ 'たん どー
鶏=が 砂 遊び したら 雨 近い ぞ
(鶏は砂遊びすると雨が近い。) - 26. はる=がら=ぬ かいし=や んなんてぃ=し くんな
畑=から=の 帰り=は 手ぶら=で 来るな
(畑仕事から戻るときは手ぶらで帰るな。薪一本でも何か役に立つものを拾って帰れ。) - 27. ぬてぃん か゜ぶ=どぅ まりん か゜ぶ
命 果報=こそ 生まれ 果報
命が長ければこそ、世に生まれた幸せに通じる。 - 28. だみ=とぅ うっか=や かぐんな
病気=と 借金=は 隠すな
(病気や負債は、隠すと手がつけられなくなるから隠してはいけない。) - 29. がくむん=や ばがいてぃ むぬ=や つぁぬん
学問=は 分かって 常識=は 知らない
(学歴は高くても、物事の道理や常識は知らない者。) - 30. だー 'くるん=す=や びでぃし=がら あがみ=や ちなさるた=がら
家 作る=の=は 土台=から 子ども=は 小さいとき=から
(家を建てるときは土台作りが大事。子どもを育てるなら、幼いときにしつけ、教えること。) - 31. み=がら ちー んでぃるた はたらぎゃ=どぅ きない=や むたりる
目=から 火 出るほど 働けば=ぞ 家庭=は 持てる
(目から火が出るほど働いてこそ、家庭は成り立つ。) - 32. あぎだん=か゜ どぅさび ぶりか゜しや あみ 'たん どー
とんぼ=が 夕方 群れたら 雨 近い ぞ
(とんぼが夕方群れ飛ぶと、雨が近い。) - 33. ひびだ=ぬ どぅんぱに んなうてぃまらし
山羊=の 尾 空振り回し
(山羊の尾は短く、何の役にも立たず、ただ動くだけだ。一生懸命働くばかりで、後に実が残らない仕事をするな。) - 34. みー いりりゃ ぬび うりり
実 入れ歯 首 垂れる
(稲穂は実れば実るほど、その重みで穂先が折れて垂れ下がってゆく。人間も中身が充実するほど、頭を下げて謙虚にならなければならない。) - 35. ぶんでぃ=や ばちるとぅん いなむぬ=や ばちらぬん
恩=は 忘れても 残念なこと=は 忘れない
(恩を受けたことは忘れがちだが、いやな思いはなかなか忘れない。) - 36. むぬくい=や むてぃ してぃ=どぅ どぅ=ぬ むね どー
作物=は 持って 来て=ぞ 自分=の ものぞ
(作物は田畑にあるうちは、まだ自分のものとは言えない。収穫してはじめて自分のものとなる。) - 37. うとぅだ=ぬ 'とぅくい=や うや=ぬ くとぅば=んでぃ うむり
兄弟姉妹=の 一言=は 親=の 言葉=と 思え
(兄弟姉妹の教える言葉は、親の言葉と思いなさい。) - 38. たぎぬんぱ=や うやたぎ=かん まいふな
たけのこ=は 親竹=より お利口
(たけのこは成長が早いもので、親竹よりすぐ高くなる。)(親より優れた子のこと。) - 39. はい ない にち ない どぅったいかったい
南に なり 北に なり 揺れ動くさま
(決断力がなく、いいかげんであること。) - 40. 'たむるち あたや みむるち あん=でぃ うむり
二回 あったら 三回 ある=と 思え
(二度あることは三度あると思え。十分に用心せよ。) - 41. あみ=や とぅがにん=ぬ うい=んき=ん ふるん
雨=は 罪人=の 上=にも 降る
(雨は罪人であろうとなかろうと、誰の上にも降る。雨のように何事にも公平であるべきだということ。) - 42. しかまきてぃ ばり=んでぃ=や んどぅんな
仕事して 疲れた=と=は 言うな
(仕事して疲れたとは言うな。遊んだ後の疲れがきついものだ。) - 43. 'てぃ=や しみ うとぅぎ み=や あぎ うとぅぎ
口=は 閉め おけ 目=は 開け なさい
(自分の意見や感情を抑えて、冷静に周囲の状況や問題を見極めることが大切である。) - 44. 'とぅ=ぬ しばだ んにてぃ どぅ=ぬ ふでぃ ぬい
人=の 行動 見て 自分=の 振り 直せ
(他人の姿や行動を見ることによって、自分の悪い点を改めるよう心がけよ。) - 45. んま=ぬ あがみ=か゜ まりか゜しや ばがうるむ どー
馬=ぬ 子=が 生まれたら 若夏 ぞ
(馬の子が生まれたら春である。)