カルタプレイヤー 2024.03.062024.03.09 カルタプレイヤーの使い方 カルタが手元にある方は、シャッフル再生がおすすめです。 再生 戻る リピート(全て→一句のみ→オフ) 進む シャッフル(オン→オフ) リスト(オフ→オン) 音量 再生リスト カルタプレイヤー 一句読み上げる前に、心地よい三線(さんしん)のメロディが流れます。一句につき2回繰り返し読み上げます。 ことわざの意味 1. あがみ 'とぅい なしてぃ=どぅ うや=ぬ くとぅ=や うまりる子ども 一人 生んで=ぞ 親=の こと=は 思われる(子どもを産んで母の有り難さがわかるものだ。) 2. いる ばす=や ふとぅぎ=ぬ ちら はる ばす=や うに=ぬ ちら借りる 時=は 仏=の顔 返す 時=は 鬼=の 顔(お金を借りる時はやさしい顔で頼むが、返す時はこわい顔になる。) 3. うゅび=や うてぃ=んき=どぅ ぶらりる指=は 内=に=ぞ 折れる(内に折れる指のように、人間は親、兄弟、姉妹など身内でまとまる。) 4. かん=ぬ ばてぃ=や どぅりーどぅり神=の 罪=は ゆっくりと(神様の罰はゆっくり、ゆっくりと責める。) 5. ぐまき=ぬ まか゜い=や うぶき ないてぃん ぬらぬん小さい木=の 曲がり=は 大きい木 なっても 治らない(人間の小さいうちにしっかり教え、しつけよ。) 6. さぎ ぬまみてぃ=どぅ 'とぅ=ぬ すーぶん=や ばがる酒 飲ませて=ぞ 人=の 性分=は わかる(人の本性は、酒を飲ませれば分かる。) 7. しきん=や 'かってぃるとぅん どぅ=や 'かってぃんな世間=は 捨てても 身体=は 捨てるな(世は捨てても身を捨てるな。どんな世の中にあっても、自分を見失ってはならない。) 8. すだ=か゜ んむ みてぃ=どぅ うとぅとぅ=んた んむ兄姉=が 歩く 道=ぞ 弟=たちも 歩む(兄、姉の言動を見て、弟、妹は真似し、習うものだ。人の兄、姉たる者、心して行動しなさい。) 9. たぐ=ぬ あな=や かがにぬんタコ=の 穴=は 隠せない(タコの穴は入口に砂や小石が並べてあるので、すぐ分かる。嘘をついても、すぐばれるものだ。) 10. ちま=に んかち=がら ある くとぅ=や 'かってぃんな みぬ くとぅ=や 'くんな島=に 昔=から ある こと=は 捨てるな ない こと=は 作るな(島に昔からあることは捨てるな。ないことは作るな。) 11. てぃん=や はたらぐ むぬ=どぅ たしきる天=は 働く 者=ぞ 助ける(神は自ら汗して働く者にこそ、恵みと福を与えるものだ。) 12. あみてぃ=に=や あなんぷ=ん いちぶぐてぃ=ん あん=でぃ うむり道=に=は 穴=も 石ころ=も ある=と 思え(道には石ころや穴があると思え。人生も用心して渡れ。) 13. うらぶたぎ=や んなりる=か゜ どう=ぬ みぬまんぎ=や んなにぬん宇良部岳=は 見える=が 自分=の 眉毛=は 見えない(宇良部岳は見えるが、自分の眉毛は見えない。)(灯台もと暗し) 14. だー ならい=どぅ ふが ならい家 習慣=ぞ 外 習慣(家庭での行いや習慣は、外に出た時にあらわれる。) 15. なん=ぬ くい かでぃ=ぬ くい 'くんな波=の 声 風=の 声 聞くな(波、風の声聞くな。余計なことに気を散らすな。何事も集中してかかれ。) 16. はいだま とぅびゃ ふゆん=や ぬしとぅ=ぬ はでぃまり食いしん坊 嘘 怠け者=は 盗人=の 始まり(食いしん坊と嘘と怠け者は、いつも他人の物を当てにする。泥棒の始まりだ。) 17. あいぐ はん=き=どぅ どぅる=や びっかる歩く 足=に=ぞ 泥=は くっつく(歩き回ると、良い話、または良いことに出会うものである。) 18. はいむぬ=や ぬぐばん しかま=や ぬぐんな食べ物=は 残しても 仕事=は 残すな(食べ物を残しても、今日の仕事は明日に残すな。) 19. あや=か゜ どぅらいか゜しや うぶき=ん あな ふいんだ しから あん蟻=が 集まれば 大木=も 穴 掘り出す 力 ある(小さな蟻でも大木を倒すことができる。やる気と努力を続ければ、希望も叶えられる。) 20. うや=ぬ ならし=とぅ なん=ぬ はな=や ばっぱい みぬん親=の 習し=と ナス=の 花=は 間違い ない(親の教えとナスの花は間違いなく実を結ぶ。) 21. だな むぬい=や 'かってぃ だな むぬ=や んに 'かってぃり悪い 言葉=は 聞き 捨てよ 悪い もの=は 見 捨てよ(他人の言葉はよく聞き分けて、良い言葉を選び学びなさい。) 22. ひらい きる 'とぅ=し=どぅ いー みてぃ=ん だな みてぃ=ん んむつきあい する 人=で=ぞ 道=も 悪い 道=も 歩む(人はつきあいする人によって、善い人間にも悪い人間にもなる。) 23. むぬぐとぅ つる 'とぅ=や みんぶる くゎん物事 知る 人=は 頭 低い(教養の高い人ほど謙虚である。生かじりこそ偉ぶるものだ。) 24. でぃん=や むぎ すーぶ あらぬん たみ すーぶお金=は 儲け 勝負 ではない 貯め 勝負(稼ぎの多い少ないよりも、どれだけお金を蓄えているかが肝心である。) 25. みった=か゜ ちなん あんび きか゜しや あみ 'たん どー鶏=が 砂 遊び したら 雨 近い ぞ(鶏は砂遊びすると雨が近い。) 26. はる=がら=ぬ かいし=や んなんてぃ=し くんな畑=から=の 帰り=は 手ぶら=で 来るな(畑仕事から戻るときは手ぶらで帰るな。薪一本でも何か役に立つものを拾って帰れ。) 27. ぬてぃん か゜ぶ=どぅ まりん か゜ぶ命 果報=こそ 生まれ 果報命が長ければこそ、世に生まれた幸せに通じる。 28. だみ=とぅ うっか=や かぐんな病気=と 借金=は 隠すな(病気や負債は、隠すと手がつけられなくなるから隠してはいけない。) 29. がくむん=や ばがいてぃ むぬ=や つぁぬん学問=は 分かって 常識=は 知らない(学歴は高くても、物事の道理や常識は知らない者。) 30. だー 'くるん=す=や びでぃし=がら あがみ=や ちなさるた=がら家 作る=の=は 土台=から 子ども=は 小さいとき=から(家を建てるときは土台作りが大事。子どもを育てるなら、幼いときにしつけ、教えること。) 31. み=がら ちー んでぃるた はたらぎゃ=どぅ きない=や むたりる目=から 火 出るほど 働けば=ぞ 家庭=は 持てる(目から火が出るほど働いてこそ、家庭は成り立つ。) 32. あぎだん=か゜ どぅさび ぶりか゜しや あみ 'たん どーとんぼ=が 夕方 群れたら 雨 近い ぞ(とんぼが夕方群れ飛ぶと、雨が近い。) 33. ひびだ=ぬ どぅんぱに んなうてぃまらし山羊=の 尾 空振り回し(山羊の尾は短く、何の役にも立たず、ただ動くだけだ。一生懸命働くばかりで、後に実が残らない仕事をするな。) 34. みー いりりゃ ぬび うりり実 入れ歯 首 垂れる(稲穂は実れば実るほど、その重みで穂先が折れて垂れ下がってゆく。人間も中身が充実するほど、頭を下げて謙虚にならなければならない。) 35. ぶんでぃ=や ばちるとぅん いなむぬ=や ばちらぬん恩=は 忘れても 残念なこと=は 忘れない(恩を受けたことは忘れがちだが、いやな思いはなかなか忘れない。) 36. むぬくい=や むてぃ してぃ=どぅ どぅ=ぬ むね どー作物=は 持って 来て=ぞ 自分=の ものぞ(作物は田畑にあるうちは、まだ自分のものとは言えない。収穫してはじめて自分のものとなる。) 37. うとぅだ=ぬ 'とぅくい=や うや=ぬ くとぅば=んでぃ うむり兄弟姉妹=の 一言=は 親=の 言葉=と 思え(兄弟姉妹の教える言葉は、親の言葉と思いなさい。) 38. たぎぬんぱ=や うやたぎ=かん まいふなたけのこ=は 親竹=より お利口(たけのこは成長が早いもので、親竹よりすぐ高くなる。)(親より優れた子のこと。) 39. はい ない にち ない どぅったいかったい南に なり 北に なり 揺れ動くさま(決断力がなく、いいかげんであること。) 40. 'たむるち あたや みむるち あん=でぃ うむり二回 あったら 三回 ある=と 思え(二度あることは三度あると思え。十分に用心せよ。) 41. あみ=や とぅがにん=ぬ うい=んき=ん ふるん雨=は 罪人=の 上=にも 降る(雨は罪人であろうとなかろうと、誰の上にも降る。雨のように何事にも公平であるべきだということ。) 42. しかまきてぃ ばり=んでぃ=や んどぅんな仕事して 疲れた=と=は 言うな(仕事して疲れたとは言うな。遊んだ後の疲れがきついものだ。) 43. 'てぃ=や しみ うとぅぎ み=や あぎ うとぅぎ口=は 閉め おけ 目=は 開け なさい(自分の意見や感情を抑えて、冷静に周囲の状況や問題を見極めることが大切である。) 44. 'とぅ=ぬ しばだ んにてぃ どぅ=ぬ ふでぃ ぬい人=の 行動 見て 自分=の 振り 直せ(他人の姿や行動を見ることによって、自分の悪い点を改めるよう心がけよ。) 45. んま=ぬ あがみ=か゜ まりか゜しや ばがうるむ どー馬=ぬ 子=が 生まれたら 若夏 ぞ(馬の子が生まれたら春である。)